スケルトン状態からの工事となった本案件では、まず既存の構造や設備状況を丁寧に確認し、オフィスとして最適な動線と空間構成を検討しました。
天井や配管、電気配線を整理しながら、開放感を活かした設計を前提に下地工事を進めています。
間仕切り壁や天井下地の施工を行い、空間の輪郭が少しずつ見えてくる段階です。
業務内容の変化や将来的なレイアウト変更も想定し、可変性を意識した構造とすることで、長く使えるオフィス空間を目指しました。
照明計画や空調、床仕上げを含め、実際の使用シーンを想定しながら細部を調整。
シンプルなデザインの中にも、働く人の動きやすさ、快適性を高める工夫を随所に取り入れています。
仕上げ工程では、素材の質感や色味のバランスを整えながら、空間全体の統一感を意識して施工を進めました。
無駄を省いた設計だからこそ、細部の納まりや仕上がりが空間の印象を大きく左右します。
完成したオフィスは、業務に集中しやすい落ち着きと、開放感を併せ持つ空間に仕上がりました。
シンプルな構成の中に、機能性とデザイン性をバランスよく取り入れ、日常的に使いやすいオフィスを実現しています。
本案件では、スケルトン状態からの内装工事ということで、空間を「どう仕上げるか」だけでなく、「どのように使われ、どのような時間が流れる場所になるのか」を意識しながら計画・施工を行いました。
業種や働き方が多様化する中で、オフィスに求められる役割も単なる作業場から、人が集い、考え、発想が生まれる場へと変化しています。
その変化に応えるため、開放感のある空間構成と、業務に集中できる落ち着きを両立させることを大切にしました。
天井や配管はあえて隠しすぎず、スケルトンの表情を活かすことで、空間にリズムと奥行きを持たせています。
一方で、床や壁、照明計画には統一感を持たせ、日々の業務を快適に支えるベースとしての機能性も確保しました。
また、将来的なレイアウト変更や用途の変化にも対応できるよう、可変性を意識した設計・施工を行っています。
「完成がゴール」ではなく、使い続ける中で価値が育っていく空間となることを目指しました。
田重田組では、デザイン性だけでなく、使い勝手や耐久性、そして実際にそこで過ごす人の目線を大切にした施工を心がけています。
今回のオフィスも、日常の業務を支えながら、自然と人が集まり、前向きな空気が生まれる場所として長く使われていくことを願っています。